腰バッグの改良は家族の協力が大事
ウエストバッグのベルトが弛んでずり落ちてくる。狭い防波堤の上を歩いてる時やテトラポットの上で釣りをしている時にそんなことになってしまったら……。
…危ない……。
という事で、根性の無い腰バッグのベルト部分に別のベルトを移植して根性を入れ直す事にした。
今使っている腰バッグなのだが、バッグとしての機能は荷物がいっぱい入って使い勝手がいい感じ、デザインも結構気に入っているのだが、ベルト部分だけは生地が柔らかい素材のため頼りない。
しかも、釣行を重ねるごとにベルト部分の根性の無さが加速している。
酷い時は一歩進むごとに弛んでできたり、しゃがんだだけで弛んできたりもする。
肩掛け用のベルトもあるのだが、肩掛けの膨張式ライフジャケットを着用するため使えない。
機動性アップのための腰バッグなのだが、このままでは最悪の場合、命にかかわることになってしまう。
趣味で命を落としてはいられない。
「そこまで言うなら、使わなきゃいいのに」と言われるかもしれないが、せっかく買ったものは、責任を持って最後まで使いたいので、ベルトの部分に強固なベルトを移植し、バッグ本体がぶっ壊れるまで使いたい。
と、いう事で今回は家族の協力を得ながら作業してみた。
バッグはこれ
デザインとバッグ本体の機能は申し分ないが、ベルト部分の根性がない。
移植するのはこれ、上の黒い方
前にクーラーボックスの改造で余ったメイホウBM-200から流用。
ベルトの幅は今付いているのと同じ幅なのでバックルがそのまま使える。
使用中の物と比べると厚さと硬さがある。
また、生地の織り目が大きく、長さ調整の留め具が滑らないので固定されやすい。
工程の中ベルトを切断することにしたから後戻り出来ない。
いきなり本体のベルトを切断するのは怖いので、移植する方から切っていく。
バックルとストッパーを外して伸ばしたら、長さを合わせて切る。反対側も同じ工程。
切断面はライターで少し炙って毛羽立ちを抑える。
本体側、腰当てから3cm程残して切る。反対側も同じ。
…もうこれで、後戻りが出来なくなった…。
移植するベルトをガムテープで仮に固定した。
ここからはミシンでの作業なのだが、
自分では出来ないので、裁縫作業は義母に協力をお願いした。
画像は無いがミシンを使って縫いつけてもらった。
厚めの生地のためミシンの針をそれ用に入れ替えてからの縫いつけしたとのこと。
作業はいつのまにか終わっていた。
縫い目は注文通りに仕上がっている。
出来上がったバッグに外していた装備を再度取り付けして完成。
見た目は全く変わりはない。
装着し何度も引っ張ったり動いたりして確かめてみたが弛んでくる様子もなく安心感のある全くの別ものに仕上がった。
これで次回の釣りは安全且つ快適に楽しむことができる。
注意:改造は自己責任でお願いします。
さいごに
今回の作業は自分一人だけでは出来なかった。
自分の趣味は家族の協力と理解のがあるから楽しめている。
だからこそ安全第一。
メイホウ(MEIHO) ハードベルト 2000mm ブラック BM-200
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